栄養管理室長 |
奧 悟 |
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主任栄養士 |
槇元 志織 |
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管理栄養士 |
揚村 和英 |
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管理栄養士 |
石井 睦美 |
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管理栄養士 |
脇本 文絵 |
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調理師長 |
桜井 和春 |
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調理師長 |
片岡 享旬 |
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副調理師長 |
佐島 忠幸 |
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副調理師長 |
原 吉之 |
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主任調理師 |
鈴木 康弘 |
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主任調理師 |
山本 和幸 |
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主任調理師 |
森 拓也 |
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調理師 |
三宅 健二 |
私たち栄養管理室は診療部内科に属し、患者さんの疾病に応じた栄養管理や、症状の改善を促す食事の提供、療養生活の楽しみにしていただける食事サービスの提供を行っています。 スタッフには栄養サポートチーム(以下NST)専門療法士、糖尿病療養指導士、特殊料理専門調理師を有し、より専門性の高い栄養管理に努めています。
普通食
当院の食事には普通食や治療食、重症心身障害児(者)食、筋ジス食などがあります。治療食は病態に応じたカロリー制限やたんぱく質制限、塩分制限等を施した食事となっており、糖尿病食や腎臓病食、胃潰瘍食等をお出ししています。
一般病棟では病気の治療による食欲不振の方が特に多くみられるため、医師や看護師との連携をはかり、病態や嗜好を考慮して個別の食事調整も行っています。
毎週水曜から金曜の昼食と夕食は2種類の主菜から好きなものを選べる選択食を実施しています。
対象は普通食(アレルギー対応や禁止食対応等が無い方)の方です。
A食:鮭のムニエル |
B食:ポークソテー |
毎月第2火曜と第4火曜の夕食にはそれぞれ和食と中華料理の趣向を凝らした特別食もご用意しています。主治医の許可があればどなたもお選びいただけます。
特別食 盛り付け中 |
和食御膳 |
重心・筋ジス病棟では噛むことや飲み込むことが困難な方が特に多いため、料理を刻んだり、ペースト状にし、個人個人に適した形態の食事を提供しています。
形態調整食の調理中 |
ミンチ食:鶏の照焼き、茹で野菜 |
重心病棟ではデザートサービスを実施してます。楽しい雰囲気の中、みんなで一緒にお召し上がりいただき、好評を得ています。
今後も重心・筋ジス病棟では病棟行事や誕生会にちなんだ食事サービスを計画しています。
患者さんの身体状況や病気の症状により栄養状態を評価して栄養管理計画書を作成してます。それをもとに個人個人にあった食事や濃厚流動食の提案したり、栄養管理を行っています。
個人栄養指導
入院および外来の患者さんの病気や症状に応じて、その治療や予防のための栄養指導を行っています。
指導は、食事上で配慮する点、望ましい食事のとり方等について話をさせていただき、患者さんの日常生活や食習慣に合わせて、実行可能な目標を一緒に考えています。
継続して目標を実行していただけるよう、わかりやすい説明やモチベーションの上がる声かけを心がけています。
管理栄養士は、糖尿病対策チーム、NST、褥瘡対策チーム、摂食嚥下チーム、緩和ケアチーム、感染対策委員会等に参画し、他職種と連携してチーム医療の推進を図っています。
入院および外来の糖尿病患者さんを対象に、糖尿病教室を毎月第2水曜と第4水曜に実施しています。教室は毎回テーマをかえ、参加者みんなで話しをしながら糖尿病の症状改善や合併症の予防について理解を深めていただいています。
【教室のテーマの一例】
NSTカンファレンス
NSTとは患者さんにとってより良い栄養サポートをするチームのことです。入院中の患者さんが何らかの原因で食事ができなくなったり、栄養状態が悪化した時、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師等からなるチームがそれぞれの専門性を生かし、原因追究や栄養状態を把握し、適切な栄養投与を考え、患者さんの全身状態の改善を図っています。 当院では管理栄養士が専従(NST業務を専門に行うこと)を担っており、チームでの回診とカンファレンスは毎週水曜に実施しています。
入院、外来を問わず食事に関する相談がありましたら、管理栄養士または主治医および病院スタッフにお申し出下さい。
問題の解決策を患者さんと一緒に考えていきたいと思います。